若いうちは自分の得意なことについて本気で考えてみよう

人生とか

こんにちは。メヒシです。

私は、他人と比べれば、得意なことが非常に少ない人間です。
正直、自分のことはかなりスペックが低いと思っています。

私の中でですが

得意なことは、人並みに努力して人並み程度。
普通のことは、人の倍以上努力して、ようやく人並み程度
苦手なことは、どんなに努力しても人並み程度にもなれません。

みたいな感覚です。

しかし、よく言われていることですが、他人と比べることは自己肯定感が下がる要因に繋がるため

ついつい人と比べてしまいたくなるところは、グッとこらえ

自分の中で何が得意で、何が不得意か考えてみましょう。

スポンサーリンク

些細なことでも自分の得意・不得意を把握しておくと良い

私はこのように思います。

なぜなら、得意なことは、今後の人生であなたを助けてくれる可能性が大いにあるためです。

おそらく、得意なことというのは、やっていて苦にならないことだと思うので

伸ばしやすいと思うのです。

「自分の得意なことって何かな?」と

頭の片隅に置いておくだけでも、かなり違うと思います。

フルマラソンか?ハンマー投げか?

例えば、なのですが

フルマラソンを2時間台前半で走れるトップランナーが
ハンマー投げの大会に出てもおそらく優れた結果は残せないと思います。

逆に、ハンマー投げの大会で上位に入るような筋骨隆々の選手が
フルマラソンに出ても、同様に優れた結果は残せないと思います。

それぞれ使う筋肉どころか、発達している筋肉が異なるからです。

ここまで極端でなくとも、多かれ少なかれ、向き不向きは存在していると思います。

好きなこと≠得意なこと である

好きなことは、必ずしも得意なことであるとは限りません。

また、「やりたいこと」は必ずしも「やれること」とも一致しません。

このことは、八木仁平さんの著書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
詳しく書かれています。

こちらの本は非常にオススメです。是非10~20代のうちに一度読んでほしいと思います。

この本に書かれている個人的に印象に残った内容ですが

得意なことと言うのは、「人に対してイラッとしてしまうこと」に隠れている

ということなのです。

人が、誰かに対してイラッとするとき
「何故、この人はこんなこともできないんだ?」「何故、皆こんな簡単なことをやらないんだ?」
と思ってしまっていることが多いというのです。

そしてそれは、自分自身が無意識に、簡単にできてしまっていること。

つまり、それがあなたにとって得意なことであるかもしれないという話です。

これは、私にとっては目から鱗でした。

是非、この視点で、自分にとって得意なことは何か?を自問自答してみるのも良いと思います。

とはいえ、好きなことはやっぱり大切

これもまた真理だと思います。

好きだからこそ本気で熱中して、練習して、得意にしていく

というのは本当に素晴らしいことです。

若いうちは、好きなことに全力で取り組んでほしいと私は思いますね。

その経験も間違いないく活きてきます。
というのも、本気で取り組んだことって話のネタになることが多いので
それだけでもかなり万々歳だと思いますよ。

ただ繰り返しになりますが
頭の片隅に、「得意なことって何だろう」と考えることも忘れないと良いと思います。

なぜこの話をしたか?

私自身が若い頃、「好きなこと」しか考えず、学生時代を過ごしてきたためです。

「自分は将来何をやりたいか?」ということばかり考えていました。

これもとても大切なことですし、後悔はありません。

しかし、今これまでの人生を振り返って
皮肉なことに、苦手なことばかりを選択して生きてきてしまったように思えるのです。

今のお仕事も、業務内容は好きなので、7年間働いているのですが
かなり苦手なことを仕事にしており、やはりしんどさを感じてしまうのです。

なので「自分は何ができるか?」という方向にも、もっと目を向けられていたら
もう少し遠回りのない人生を歩めたかもな、と思うことも、やはりあるのです。

しかも、得意なことって、灯台下暗しで
案外いつもやっていることで気づかなかったりするのです。

もちろん、好きなことに打ち込むことに関しては全く否定しません。

しかし、100%完全に好きなことだけに打ち込むのだけでもなく

100%中の10%だけでも、「自分に何ができるか?」を考えてみてほしいなと考えています。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました